暮らしのなかの健康法万般。赤ちゃんからお年寄りまでの病気の解説・予防・治療法。食生活、食品、サプリメント情報…など、面白くてタメになる実用エッセイ。

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2015年12月

受験勝ちサプリ!

 脳の総合栄養剤

 受験勉強いよいよ追い込み!

 連日連夜の猛勉を強力にサポートする、頭と心のサプリが新発売された。

 受験生のみなさんはもちろん、親御さまにもぜひ知っていただきたい。

 その名もずばり「受験勝ちサプリ」には、DHA、ホスファチジルセリン、ギャバ、L-テアニン、カルシウム――最強スラッガー勢揃い! といった感じの――五つの成分が配合されている。

 科学的に実証された作用・効果を、一つずつご紹介する。

 DHA(ドコサヘキサエン酸)

 DHAは、よく知られているようにサバ・アジ・イワシなど青魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)の一種である。

 同じように青魚に多く含まれ、血栓・動脈硬化へのすぐれた予防効果で知られる、EPA(エイコサペンタエン酸)と相棒みたいに併称されるが、二つには決定的な違いがある。

 脳内に分布するのはDHAのほうだけ、ということだ。

 脳の構成成分は、水分を除くと、たんぱく質約40%、脂質約60%(つまり脳ミソの6割は脂肪なのだ)。

 脂質の内訳は、コレステロール約50%、リン脂質約25%、オメガ3系脂肪酸が約25%(その97%がDHA)。

 コレステロールは、神経細胞を保護している。電気のコードにたとえると、電線の周りをくるむ絶縁体のように─。

 脳の活動に直接かかわるのはリン脂質とDHAである。

 DHAは、脳と神経系の正常な発育を促進し、機能を維持する。

 神経細胞の細胞膜にDHAがたくさん含まれていると、その細胞膜はやわらかい状態を保ちやすく、神経の情報伝達がスムーズに行われ、脳の活動を活発にする。記憶力や集中力の向上につながる。

 DHAが「脳の栄養素」「頭のよくなる脂肪酸」といわれるゆえんだろう。

 ちなみに、英国の一般学童集団を対象として、オックスフォード大学が行った「DHAと学習及び行動に関する研究」によれば、DHAの血中濃度が低いことと、認知能力や行動の低下には明らかな関連性が認められた。

 さらに「英国能力尺度 単語の読み」を用いた実験では、血中DHAの濃度が高い小児ほど読みの能力が良好だった。

 ホスファチジルセリン

 ホスファチジルセリンは、リン脂質(ホスファチド)と、アミノ酸のセリンが結合したもの。

 ホスファチド=リン脂質は、リン酸基と脂肪酸の両方をもつ複合脂質で、細胞膜の主要成分だから、生体に広く含まれている。

 レシチンをはじめとする全リン脂質のなかで、ホスファチジルセリンの量は約3%でしかないが、脳の神経細胞の膜ではリン脂質の約10%がホスファチジルセリンである。

 ホスファチジルセリンが脳内に豊富に存在することで、細胞内外の物質の流れ(老廃物の排出)がスムーズになる。

「脳を活性化する栄養素」といわれ、アメリカで爆発的なブームが起こり、日本でも近年よく知られるようになった。

 ストレスを和らげる。記憶力を高める。うつを改善する―といった効果が報告されている。

 食品中に含まれるホスファチジルセリンはごく微量なので、食事からじゅうぶんな量を摂取することは難しい。

 サプリメントとして、大豆を原料とした高純度の植物性ホスファチジルセリンがつくられている。

 ギャバ(GABA)

 ギャバ(GABA)はアミノ酸の一つで正式な名称はγ-アミノ酪酸。英語のGamma Amino Butyric Acidを略してGABA(ギャバ)。

 アミノ酸といえば、たんぱく質を構成する成分を指すのが普通だが、ギャバはそれらとは異なり、主に脳や脊髄ではたらく「抑制系の神経伝達物質」である。

 脳の興奮を鎮め、ストレスをやわらげるリラックス効果、抗ストレス作用、脳細胞の代謝活性化作用などが明らかにされている。

 ギャバが不足すると、興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌するのを抑えることができなくなり、精神的な緊張感が続いてしまう。

 精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、思い通りのプレーができなくなる運動障害を「イップス」といい、一流のスポーツ選手でもイップスに陥ると実力が発揮できない。

 大井静雄・東京慈恵医大教授(脳神経外科)らは、ゴルファーのイップスにギャバが有効であるかどうかを検証する試験を行った。

 兵庫県・上月コースで行われた試験には、30歳代~60歳代の男性20人(平均ゴルフ歴21.2年。平均ハンディ22.1)が参加した。

 試験方法は、集合時にギャバ錠60㍉㌘を摂取、前半9ホールのラウンド中にギャバ100㍉㌘含有のスポーツドリンクを飲み、9ホールでギャバ錠60㍉㌘を摂取。

 後半11ホール、13ホール、15ホール、17ホールでギャバチョコを2粒ずつ(ギャバ量14㍉㌘)食べて、適宜、ギャバドリンクを飲んだ。ギャバの総摂取量は376㍉㌘だった。

 結果はどうだったか。

 ゴルファー自身の自己評価をみると、ギャバ効果が「大いにあった」+「まずまずあったと思われる」が、ドライバーでは43%、ショートアイアンやアプローチ、パッティングでは50%、全ホールを通じては79%。

 イップス(精神的緊張による失敗)の予防効果を認めた人は93%だった。

 L-テアニン

 テアニン(L-Theanine)は、アミノ酸の一種。茶に特有の旨みの主要成分。

 上級抹茶、玉露にとくに多く含まれる。

「興奮を抑えリラックスさせる効果がある」と、『広辞苑』も請け合っているテアニンのさまざまな効果を列挙する。

 ①リラックスの指標とされる脳波のα波の発生。

 ②不安傾向の高い人におけるリラックス効果。

 ③ストレスの抑制。

 ④ストレス負荷により変動する心拍数の安定、唾液中の免疫グロブリンAの増加。

 ⑤睡眠の質の改善(中途覚醒の減少、起床時の爽快感、熟眠感、疲労回復感)。

 ⑥イライラ、憂うつなどの精神的症状の改善。

 ⑦集中力、記憶学習能力の向上。

 ─など、テアニンの摂取によるこうした効果はすべて観察実験と臨床試験で確認されている。

 

 カルシウム

 カルシウムは、生体で「最多かつ最重要」といわれるミネラルである。

 体のなかで炭素、酸素、水素に次ぐ4番目に多い元素がカルシウムで、全体重の約1.8%に相当、体重60㌔㌘の人では1㌔以上もある。

 その99%までがリン酸カルシウムなどの形で骨(と、歯)をつくっている。

 残りの1%がたんぱく質とくっついたり、イオン(電解質=カルシウムイオン)の形で細胞内や血液の中にあり、こちらのほうが生命の本質にかかわる役割を果たしている。

 血液中に溶けているカルシウムは、酵素の活性化、筋肉の収縮、脳内の神経伝達物質(ドーパミン、セロトニンその他)の放出、心拍の調節などの生体活動を支えている。

 神経細胞のはたらきに不可欠のカルシウムが少しでも不足すると、たちまち神経が興奮したり、筋肉が収縮したりといった反応が起こる。

 感情のコントロールができなくなり、イライラしたり、不安感がつのったり、精神活動が正常でなくなる。

 落ち着いて勉強するのにも、仕事の効率を上げるのにも、人間関係を良好に保つのにも、カルシウムの充分な摂取が絶対的に必要である。

 なのに、日本人の慢性的なカルシウム不足はなかなか改良されていない。

 成人が1日に必要なカルシウム所要量は600㍉㌘とされているが、日本人の平均摂取量は546㍉㌘で、約60㍉㌘不足している。

 国民栄養調査結果の発表のたびに、「もっとカルシウムを!」と、厚生労働省がいいつづけているのは、みなさまとっくにご存じのとおりである。

 

 以上見てきたとおり、「受験勝ちサプリ」を構成する五つの成分それぞれが脳にとって必須の物質である。

 その五つをバランスよく配合し、脳の総合栄養剤といえるものを創製したアイデアと技術がすばらしい。

 受験生のみならず、子どもの「育脳」のための、大人の「健脳」のための、年中常用したい絶好のサプリメントである。

 水なしで噛んでおいしく食べられるチュアブル錠(バナナ味)。

 通常価格【120粒入り】2500円。

 3袋セット、6袋セットだと割安になる。

 製造販売元の心美寿有夢は、「血液サラサラ」を最初に提唱し、予防医療の第一人者として知られる、栗原毅先生(栗原クリニック東京・日本橋院長、前・慶応大学特任教授)が学術顧問を務めている。

「梅肉黒酢」「アサイーベリー」「コエンザイムQ10」「メタプロテクト」「すっぽん梅肉黒酢」「有機青汁」など評価の定まったロングセラー製品をいち早く開発したユニークなメーカーである。



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