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尿もれ少考

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 2月20日は「尿もれ克服の日」。

 尿もれを克服した元患者の団体「ひまわり会」(辻村節子会長)が、

「女性の4人に1人が尿もれに悩んでいる現状をふまえ、女性の尿もれに関する認識を広く一般に深め、尿もれで悩む女性がゼロになること」

 ──を目的として設定した。

 220を、尿(2=ニ)、モ(2=two→too)、レ(0)と読む語呂合わせだそう。

 尿もれ。

 医学辞典には、「尿失禁。不随意性排尿。尿が不随意または無意識に排出される状態の総称である。云々」とある(『最新医学大辞典』=医歯薬出版)。

 尿もれには、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁がある。

 腹圧性尿失禁は、重い物を持ち上げたり、クシャミをしたり、笑ったり......など、おなかに圧力がかかり、膀胱がグッと収縮する瞬間、漏れてしまうもの。

 女性の尿失禁の70~80%は、これ。

 最大の原因は、出産だ。

 出産のときの産道損傷や骨盤底筋(骨盤内におさまっている子宮、膀胱、膣、尿道、直腸などを支え、尿道をしめている筋肉群)の下垂が、年を重ねるにつれて大きくなるのだという。

 ──であるなら、それはつまり人間のいのちをつないだ、母なるひとのあかし、なのである。

 子よ、母の尿もれをあだおろそかに思うなかれ。

 笑ったりしたらバチが当たるぞ!

 もう一つの切迫性尿失禁は、尿意を感じたとたん尿が漏れそうになり(切迫尿意)、漏らしてしまうもので、排尿を調節する自律神経が狂って、膀胱の異常収縮が誘発されるために起こる。

 女性では腹圧性との混合型として10%ぐらい、

 男性では、前立腺肥大症や前立腺がんの症状として、ままみられる。

 じつは当方も体験者の一人。

 その切ない苦痛は、拙著『「がん」はいい病気』に記した。

 人に知られたくない...、トシのせい...、と一人で悩んでいる人が多いようだが、尿もれは、適切に対処すればかならず改善される。

 尿失禁の専門外来、女性泌尿器科、泌尿器科・婦人科連携のウロギネ外来(Urologie=泌尿器科、Gynecologie=婦人科)などを訪ねるとよい。

 その前に知りたいことなど、電話でたずねるのもよろしいでしょう。

 ひまわり会は、2月20日(月)~23日(木)の午後1時~4時、専門医と合同で「女性の骨盤臓器脱・尿もれ無料電話相談」を実施する。

 090-6752-2200

 090-8122-2200

 乳がんや尿もれなど女性の健康についての相談に受ける、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニーの「ウーマンズヘルスパートナー」コールセンターは、月~金(祝・祭日を除く)の午前10時から午後4時。

 0120-744-066。

 なお、当ブログの1月9日「風邪の漢方薬」中の「尿漏れ漢方薬」の項も、なにがしかご参考になるかと思います。

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